2013年11月 釣行記
11月三連休、我々のようなサンデーアングラーにとっては
待ちに待った連休である。
反面、3連休ともなれば釣り場はいつも以上に混雑を極める為、
より難しくなってしまう。
まぁ、竿を触れるだけ幸せなんだが・・。
やる以上は魚を獲りたいものだ。
さて、平日に確認していた週刊予報では土曜は晴れ、日曜の夜から、
月曜にかけて雨が降るやもしれないという情報だったのだが、蓋を開けてみれば土曜の朝からどうも雲行きが怪しい。
降るのか、降らぬのか、うじうじしていても仕方がないので昼頃から意を決して出撃する事に。
毎週通い詰める事で鶴見川の勝手が解ってきた
湘南地区でメッキのライズがあるという情報を貰えたのでそちらも行きたかったのだが、どうしてもこの天気だと遠出をしようという気にはなれず、いつもの鶴見川に、いつもの通りバス狙いとした。
狙いのポイントだが、大海原にキャストするのとは違い、小規模な川なので視覚的な情報でポイントを絞りやすい。
毎週やっているのでだんだんと絞れてきた感はある。
やはり通い詰める事は重要だ。
バス釣りを初めてからというものキャストの精度、情報の精査という点で、物凄いレベルアップが出来たと思う。
この釣りにはルアーフィッシングの基本が詰まっていたという事だ。
さて、まずはいつもの通りジグスピナー。
こいつで手広く今日の状況を探っていこう。
といってもルアー交換がめんどくさいので最近はこれだけで終わってしまう。
さすがに色々試さないとさらなるレベルアップは難しいので、今日は竿を二本持ちで挑む事に。
最近お気に入りのベイトフィネスタックルに加え、スピニングタックルを用意した。
歩くだけなら二本でもいいんだが、途中途中自転車にまたがるとなると、やはり二本でもきつい。
まぁ、仕方ないか・・。
スピニングタックルのほうはダウンショットリグをこしらえる事にした。
単純に巻物と点の釣りを用意したという所だね。
ルアーってのは無数にあるけど、難しい事は考えずに
巻物とそうで無い物に分けてしまえば混乱する事はなくなる。
もっと細かく分類するのはもう少し成長してからだろう。
今日は開始時間が悪かったのか最干潮からちょっと上げた所でのスタート。
これが満潮になるのは15時半頃のようだ。
水位が低いとなると居場所の特定が難しい。
めぼしい所は全て投げてみたが、あたりは無い。
すでに撃たれた後って事もあるのだろうが、ここは移動か・・?
雨は釣り人の強い味方だ、油断したバスをゲット
そうこう考えているうちに雨がぽつりぽつり・・。
やれやれ、雨具はかさばるから持って来ていないのだが・・。
幸い家も近いので、気にせず釣り続行。
なんといっても大降りにならなければ雨は人の気配を消してくれる強い味方だ。
新羽橋より下流へ移動し、移動カニ歩きで徹底的にクロスを攻める。
油断したバスが飛び出してくるに違いない!
予感は的中したのか、特になんの変哲もないポイントですぐにバイトがあった。
丁度雨が降り始めた直後、川面がざわついたのを察知したバスが出てきた所に私のルアーが通りかかったのだろう。
貴重な雨の一本!頂きました!!
スタイルの良いバス、30いくかいかないか位のサイズだが・・。
さて用意したスピニングのダウンショットはどうなったかと言うと。
さすがのダウンショット、なかなかの根掛り回避力で健闘していたのだが、やはりいつかは来る根掛り。
リーダーからブッちり逝ってしまったので、作り直すのも面倒という事で閉まってしまった(笑)
この後は雨が強くなったり止んだりを繰り返す、17時になれば真っ暗になってしまう。
暗くなる前になんとかもう一匹取れないものかと、上流側へカニ歩き。
丁度対岸の青年も同じようにカニ歩き。
僕と対岸の青年・・さてどちらに来る?
さて、どっちがかかるか・・。
またはかからないか・・(笑)
対岸の青年も見た所スピナーベイト。
やはり信頼のおけるルアーなのだろう。
対岸は足場が良いので青年はテンポ良く進んでいく。
自分は彼を対岸から追う形で撃っていく。
反対の岸とは言え、見える位置で抜き去って上流へ撃つのはマナー違反だ。
大分、日も暮れかかった頃だろうか、
スピナーを巻いていた青年のリトリーブが一瞬止まる。
根掛ったか・・・?
彼もそこの判断なのか、ワンテンポ待って竿をあおると水面で、魚が大きく暴れた。
こちらから見た限りではかなりデカそうだ・・!
しかしながら水面での抵抗が激しくフックアウト・・!
「アーっ!!」
という青年の声が秋の曇り空にこだました・・・。
合わせが弱かったのか・・、はたまたフッキング位置が悪かったのか。
かなり悔しかったであろう様子が見えた。
是非その魚を見せて欲しかったものだ。
しかし雨が降ろうとここのアングラー達は退かない、皆釣り吉なんだな。
さて、日が変わって翌日の日曜日。
午前中は茶柱君を誘い、釣り具屋へ。
彼もだいぶ道具が増えてきたようで、ありあわせのバッグではいよいよしんどくなってきたようだ。
念願の釣り用ショルダーバッグにやっとこさ偏光グラスを購入。
私も私で、1/4ozのスピナーベイトを見つけたので購入した。
これくらいの重さならベイトフィネスで扱うには丁度よい。
そのまま夕間詰めの鶴見川へ。
結果としては残念無念の坊主。
しかしながら狙いのポイントでワンバイト得る事は出来た。
購入したてのスピナーベイトへガツンと強いあたり。
私もあわせがまだまだだったか、ばらしてしまった。
バスの口ってのは以外にも硬い、強めにいかないとダメだな・・。
ばらした魚は大きな水泡をポワンと残して去っていった。
鶴見川バス釣り攻略プチまとめ。
鶴見川で釣果をあげるには流れを強く意識しないといけない。
潮の状況がかなり流れの強弱に影響を与えているようだ。
強い流れは嫌うけど、まったく流れがないとかなり活性が落ちる。
流れが弱ければ弱いほど、障害物をタイトに攻めないと結果は出ない。
いやはや、実におもしろい。
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※僕は右利きなので、右ハンドル仕様を使っています。