2012年9月15日 釣行記
湘南地区も毎年お盆を過ぎればある熱い魚のシーズンが始まる。
この地に秋を告げる魚、メッキである。
メッキというのは総称であり正体はヒラアジだとかロウニンアジだとかの平べったいアジ君の事。
暖かい海に住む魚で遥か南から潮に乗ってやってくるのだ。
水温が低いと生きられないので「死滅回遊魚」などとも呼ばれている。
まぁ・・暖かな潮の流れに乗ってやってきたが運の尽きで真冬の寒い海になると死滅してしまうという悲しい運命を持った魚だ。
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湘南で気軽に楽しめるメッキ釣り
暖かい地方に居るメッキはグングンと成長を遂げ
GT(グレートトレバリー)という巨大な魚になる。
今の所見つかっている世界最高新記録は体長2メートル近くで重さ80kもあるやつらしい。
とまぁ、とんでもない巨大な魚になるのだ。
そいつらの子供をメッキと呼んで手軽なウルトラライトタックルで狙うのが近年流行っている。
湘南地区で言えばもはや都市伝説となっている「アジング」や「メバリング」なんかと違い、ちゃんと狙えば確実に釣果が出る釣りなので僕も大好きになった。
今年は何が影響したのかメッキ開幕が随分と遅いようで盆明けにも釣果情報が入ってこなかった。
9月に入りやっと各釣り勇士達のブログで釣れはじめたという情報を見るようになったので早速僕も試してみる事に。
もう一つ。僕がこの釣りを好きな理由。
メッキは完全に昼型の魚なのだ。
普通の魚と違い圧倒的に昼に釣れる。
僕みたいなぐーたらアングラーには最高に時間の合うターゲットなのだ。
茅ヶ崎、平塚周辺でまずメッキを釣るには有名なスタート地点がある。
今さらポイントを隠すほどの場所でもないので公開。
平塚漁港のスロープ周辺。
メッキシーズンが開幕すると大体この場所から居付きのメッキによる釣果が伝えられる。
シーズンの開幕が例年より半月程遅れているようなのでまだここにいるだろうと僕もやって来た。
ポイントに到着すると早速一人の青年が話しかけて来てくれた。
どんなルアーだ、こんなロッドだとあれこれ楽しく情報交換。
やっぱ釣り場の醍醐味はこれね!
同士達との釣り談義!
普段、釣りをあれこれ語る場所もないので楽しい瞬間だ。
メッキの釣り方にはコツがある。
基本こいつも高速回遊魚なのでとにかく早い巻き取り速度で攻める。
とにかく逃げる魚を演習する事が大事。
ここまでは基本的な青物の狙い方と一緒なのだがこれだけだとメッキの闘争心にスイッチが入らない場合が多い。
重要なのはいかにしてメッキのスイッチを入れるのか?
photo by ルアーライフ
高速な巻き取りに加えて左右のアクション、トゥイッチやジャーキングを呼ばれるテクニックを入れる。
それも青物やシーバスのようにたまに入れる程度ではない。
着水と同時に高速でリトリーブしながらドラムの16ビートを刻むかの如く細かく!素早く入れていく。
これが結構難しい。慣れないうちは手首が動かない。
ひたすら練習あるのみ!
青年と話ながら選んだルアーカラーはラパラCD5の青銀。
一番初めに選ぶにはナイス過ぎる無難カラーだ。
しかしこれが大正解。
2キャスト目の高速トゥイッチング中に・・
「ガツっ!!」
真下からメッキが反転食い。
まだまだ小さな赤ちゃんだったが素晴らしい闘争本能!
まだまだ手のひらに収まってしまう位のサイズ。
うーん、まじまじと秋をかみ締める。
こんなサイズだから引きはしないが、ついにやって来たシーズン。
まだまだ始まったばかり、1週間、また1週間とどんどん大きくなっていくんだ。
もう少しサイズがあがるとこのスロープ周りからは居なくなりもっと潮通しの良い所に移動していく。
さぁ、今年は何尾釣り上げる事が出来るだろうか??
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