2014年7月25日 渓流釣り 釣行記
と、いうわけで。
長い長い梅雨が終わったようなので、雨上がりのミミズのように家を這い出てきたのが7月25日の午前4時過ぎ。
平日の早朝256号線は休日のそれとは違う緊迫したトラックラッシュである。
愛川町まで来れば静かなもので、涼しい空気を吸いながら飲む缶コーヒーの美味いこと。
釣行先は最後まで迷っていたのだが、一人で渓に入ると無茶は出来ない。
久しぶりということもあり、本日のポイントは入脱渓が容易な神奈川県は相模川水系本谷川にすることにした。
車を降りた第一歩から道路脇にはすでにヒルがうごめいている。
丹沢は毎年大発生すると聞いているが、早くも出会うことになるとは。
早々に用意を済ませ、手にはしっかり「ヒル下がりのジョニー」
こいつを足元にしっかり撒布しておけばヒルの進行を食い止めることが出来る。
今日は大活躍しそうな雰囲気だ。
さて、久しぶりのウェーディングだ。
真夏だが水は冷たい、テンポよく釣り上っていこう。
渓は静かだが魚も静かだ
朝一、期待出来そうな淵ですぐにチェイスあり。
ヤマメのようだが、固体がずいぶんと小さい。
バイトにはいたらずUターン。
開始早々チェイスとは幸先良いぞ。
と、喜んだのもこのときだけで状況は実に渋い。
その後はチェイスなし、目視できる魚もいない状況。
このエリアが不人気なものうなずける。
しかし僕にとっては貴重な休みだ。
なんとか1匹かけたいところだがドラマはそう簡単には起きない。
釣り上っていくと避けられないのが堰堤。
これに出くわすと高巻して超えるか、脱渓して超えるか・・という選択になる。
とにかく事故を起こすわけにはいかないので、安全第一。
下から別の釣り人が追ってくる状況でもないので、上ってきた渓を下って林道へ脱出できるルートを探す。
林道へ出たら安全に渓へ降りれる場所を探し・・と繰り返す。
この入脱渓がこの時期非常に厄介だった。
次々と這い上がってくるヒルの猛攻!
冒頭にも触れたヒルだ。
少しでも谷の上り下りで、土や枯葉が堆積した場所を歩くと靴にへばりついてくる。
とりつくのは一瞬だ。
ついた後も早い、その姿では想像もできない速度で足を上ってくる。
川に浸かればジョニーの効果は薄れているようなので、再度撒布。
ヒルに向かって直接撒布。
ええい、忌々しい奴らめ!!
これは釣りの途中でジョニーを切らせたら大変なことになる。
予備を補充しとかねば・・・。
ありがたい話で、最後までヒルに献血する事はなかった。
ありがとう・・「ヒル下がりのジョニー」。
気づけば11時を回っている、6時に山に入ったからもう5時間か。
なんだか緊張して少々疲れた。
ヒルだけではない、普通に巨大なカエルもいたし、蛇も普通に僕を威嚇してきた(笑)
自然だね、ここは間違いなく会社のオフィスとは次元の違う空間だ。
魚には出会えなかったが、ひと時の沢登りを満喫できたのでよしとしよう。
夏はゲータースタイルが必須だ
「夏のウェーディングスタイル」で書いたゲーターソックスに海パンスタイルも実に快適だった。
海パンの速乾性能はすこぶる優秀で、下手に高い沢登り用のパンツを手に入れなくても十分代用出来た。
車に戻る頃にはすっかり乾いており、そのままシートに座ってアクセルを踏み込める。
しっかし、ギアがどんなに優秀でも魚に会えないんじゃなぁ・・。
さてはて、ヤマメたちはどこへいってしまったのだろうか??
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