2012年8月12日 釣行記
さて、早いもので明日より世間様はお盆と言う事になる。
楽しい夏もここを過ぎれば残暑と言う事になるわけだ。
夏は短い、茅ヶ崎のサザンビーチも夏のラストスパートだとばかりにズンドコズンドコ音楽を鳴らしながら飲めや歌えやで盛り上がっていた。
私は残念ながら内気な男だったのであのような中で盛り上がった青春時代の記憶は持ち合わせていない、
「最近の若者は、、、」
などと良く聞くもんだが羨ましさからくる言葉なのかもしれないな。
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昨年のこの時期はライトショアジギングにハマっていた。
夏休みは毎朝、日が登る前に大磯のサーフに出掛けメタルジグをぶっ飛ばしていた。
今年はどうもいかん、早起き出来んのだよなぁ・・・。
ショアジギングとプラッキング??
ショアジギングとはメタルジグと呼ばれる金属製のルアーを陸からキャストし、魚を狙うと言う釣り。
一般的にルアーと呼ばれるあのリップが付いてるお魚ルアーはハードプラグと呼ばれ、それをメインで使う釣りをプラッキングと呼ばれる。
ショアジギングとプラッキングとの最大の違いはキャスト出来る飛距離と誘いのスピードだろう。
基本この釣りの最小ルアーで良く使われるのは1オンス、約28g。
それ以下の重さも使うがその場合はどちらかと言うとプラッキングの中に取り入れて使う場合が多い。
このサイズの物をショアジギング専用のロッドでキャストすると60m~70m吹っ飛んで行く。
プラッキングと違いかなり沖に向けてルアーをキャスト出来るのだ。
ショアジギングで狙える魚とは?
しかしルアーそのものの自重がとても重いのでスローアクションで魚に見せ付けながらアクションを演出するのは苦手だ、
ジグが泳ぐ層をキープするにはそれなりに高速で巻いてくる必要がある。
そんな高速アクションと相性の良い魚が高速回遊魚、そう「青物」だ。
青物ってのはお寿司屋さんでヒカリ物として主に出されるお魚である。
釣って良し、食ってよしの最高のターゲットだ。
夏から秋に向けてショアジギングが最も盛り上がる時期。
そんなわけで僕も久しぶりにやりたくなって来たわけだ。
青物は回遊魚だ、つまり回遊してきた時にしか基本は釣れない。
ルアー釣りは攻めの釣りと言うが青物はどちらかと言うと待ちの釣りになる。
一度青物が回って来たら攻めないとダメだけどね。
じゃあ、いつ青物が回って来るのか?
そんな事は青物にしか分からない、運の要素も兼ね備えているわけだ。
逆を言えばどの時間に言ってもチャンスはある、と言う釣りなのだ。
僕は昨年、とことん寝坊した昼下がりの海で、たまたま回遊して来たソウダカツオを釣り上げている。
しかしそんな狙い方では僕のように万年坊主になってしまう。
では釣果アップの秘訣は何か?
簡単な事である。
回遊魚も生き物だ、朝、晩は当然腹が減る、これはどの魚を狙う時も一緒の朝まづめ、夕まづめ狙いである。
これで釣れる事もあるけどこれだけじや少し足りない、船からのジギングと違いショアジギングは陸から狙う、
つまりメタルジグ射程圏内に回遊してくれないと狙えないのだ。
そこで大切なのが潮、青物の餌となるシラスなんかの小魚は潮が満ちてけると岸に接岸してくる、
つまりそれを追う青物も岸に近い所を回遊してくるんだねぇ。
まとめると朝、夕間詰で満潮前後を狙う。
あれ?それってどの魚も一緒じゃんないか・・。
基本だが回遊と言う特性上まともに狙うにはこの基本がより大事だって事。
ここまで分かっているけどダメな僕は前者の回遊博打釣りである。(笑)
で、結局本日はダツ狙いに変更
そんな人も多いと思うので青物狙いの時は他の遊びやターゲットも用意しておくと回遊までの時間が潰せる。
そんな私の本日の出発時刻は結局寝坊して正午12時。
本日二回目の満潮が夕方4時と言う事を考えると寝坊してはいるがそこまで悪い時間帯ではないだろう。
さて近場で色々狙える所と言えば柳島。
本日はどうかな?
ヒョイと覗いて見る、うん、回遊魚の回遊は無さそう。
海底付近を回遊されると見た感じでは分からない、でも一番食いが立ってる時場合は水面で捕食シーンがある。
ナブラって奴だ。
これを一つの目安にしても良い。
なんにせよ今はそれが無いのでジグを投げて見るしかない。
本日のロッドはメジャークラフトのザルツ962LSJ
私の所持しているロッドの中では1番長く(9フィート6インチ)ヘビーなロッドだ。
投げれるルアーの重力は50g
これに28gのメタルジグをセットしてキャストして見る事にする。
ジグのカラーはブルーピンク。
昨年から1番釣果の高い色だ。
キャスト方法は垂らしを長し遠心力を竿に乗せて大きく投げるペンタグラムキャスト。
それ以外の投げ方をすると竿が折れるので注意。
着水後は着底を待つ、着底を感じたら直ぐにリールを巻き始める。
これが遅いと魚に見切られるので着底のタイミングを感じ取れるようになるまでしっかり練習するべし!
巻き始めたら時折アクションを入れながら高速で巻く、逃げる魚を演出する事が大事なのだ。
投げる事数投、特にあたりは無い。
最近ウルトラライトな釣りばかりだったので結構疲れる、、。
ふと隣を見ると竿がひん曲がっている、おや、何が釣れたのかな?
と見ていると釣りあげたのは立派なダツ・・・!
始まった・・・柳島ダツ2012!!
今年もこのギャングに柳島は早くも占拠されてしまったと言うのか!
と言ってもダツをメインに狙う人だっているし関東では馴染みがないけどちゃんと食える魚だ。
狙い方にコツがあるのだがそれが解れば暇つぶしにはナイスなターゲット、ルアーで一度も魚を釣った事が無い人は是非どうぞ。
こうなってしまうと柳島はダツがメインの釣堀と化する。笑
今日のターゲットはダツに変更、否、俺にはこれがお似合いだ笑
ダツは簡単にメタルジグで釣れる
ダツは獰猛な魚だ。
ルアーと見れば強烈にアタックしてくる。
でも捕食は表層付近になるらしくトップゲームが基本となる。
1番簡単なルアーはフローティングペンシルやポッパーを使うとイージーゲームとなる。
ただ、喰らいついて来た時そのノコギリの様な歯でルアーをズタボロにされるので出来るならメタルジグで狙う事をオススメする。
メタルジグで狙う場合はフックのセッティングが重要。
ダツのフッキングポイントは9割りがた背がかりになってしまう事が多い。
恐らくダツは初撃に喰らいつかず先ずは長い胴体で相手を叩いて弱らせてから次の攻撃で噛むんじゃないかなと俺は見ている。
この初めの体当たりに合わせてフッキングして取るのが基本。
そしてこのダツと言う魚は相手の後ろから当たってくるようだ。
つまりアシストフックをフロントオンリーにするとほぼフッキングしない。
水面を責める釣りなので根がかりを心配する必要がないのでフロントとリアにフックを二個づつ付けるとフッキング率が大幅に上がる。
こんなセッティングだ。
この状態でキャスト、着水後はロッドを立てて水面を滑らせる様にリトリーブ、アクションは必要無くタダ巻でOK。
そうすると後ろからダツが凄い勢いでライズしてくる。
この瞬間が結構面白い。
これにビビってルアーを止めると見切られるので注意。
うまくフックにダツが当たると竿に重みが乗る。
早目で合わせるとバレてしまうので重みを十分に感じたら合わせる。
深く考えず、向こう合わせでいいと思う。
後はファイトを楽しむだけだ。
ダツはフッキングした場所によって全然引きが違う、
泳ぎに支障の無い場所に綺麗にフッキングすると中々素晴らしいファイトを見せてくれる。
そんなこんなで5~6匹釣り上げて満足してしまったので帰宅する事に。
長いもので1m位あるから結構重いんだよ、この魚。
満潮までまだ時間があったな、ちょっと家を出るのが早すぎたか、、、
まぁ、なんだかんだで楽しめたから良しとしよう、
しかしなんだ、ダツとクサフグばっかりですよ、茅ヶ崎は・・・(笑)
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