2013年10月18日 釣行記
10月三連休、金木犀の香りが街を覆い、ようやく秋も深まって来たと思いきや、
またしても厄介な台風が夏の空気を日本列島に押し上げて来た。
いったいぜんたいどうなってる事やら・・。
魚のパターンは夏なのか、秋なのか検討がつかないこの状況。
色々試しみてはいたのだが坊主に坊主を繰り返す日々。
慣れないベイトフィネスでのキャストも足枷となっている・・。
出会ったアングラーに釣果とパターンを聞いてみた所、
9月後半では未だノーシンカーの流し釣りで釣果が伸びたという。
時間はやはり早朝がいいようで、昼過ぎるとなかなか当たりが出ないようだ。
さてはて、ワームを中心とした釣りというのは相変わらずのようなので、
こちらもワーム主体のルアー構成で挑む。
沢山ルアーを持っていきたいがおかっぱりでは持っていける量に限界もあるからね。
10月5日、夜明けを攻めようという事で茶柱君を誘い、AM4時半に家を出る。
チャリンコ漕ぎ漕ぎでポイントへ到着。
朝1はやっぱり試したいトップでの釣り。
出ませんね。トップで魚を出した事が無い・・。
そうこうしている内に回収中のルアーが木に引っ掛かりロスト・・。
見えるのに取れない・・木に引っかかったポップクイーンを見つけたらそれは私のです・・・。(笑)
大事なポッパーを失った事ですっかりテンションも下がり我に返ると丁度良い感じに周囲が明るくなってきた。
さて、そろそろ真面目にやるかと、取りだしたリグは、ジグスピナー。
2g程度のジグヘッドに釣り具屋でワゴンセールになっていた、50円のストレートワーム(茶系)をセット。
魚が何処にいるのか皆目見当がつかないので、スピナーブレードのきらめきに賭ける事に。
まずは川の中央付近から攻めていく、徐々にポイントをずらしながら魚を探す。
なかなかHITは無い、しばらくしてから茶柱君と自分のポイントを入れ替える。
さて、茶柱君は釣れてなかったようだが、まだ攻めてない所もあったようだ。
岸際のシャロー部分が残っている、もったいないもったいない。
美味しそうなシャローのダウンにキャスト、そこからただ巻きで巻いて来ると・・。
ブルルン!という当たりを感じ、久しぶりのHIT!!
しかしバス用ベイトタックルの竿ってのはベイトフィネスモデルといってもバッドが硬い。
メジャークラフト ゴーエモーション652L/BFが今回の得物なのだが、
このような竿を今まで使った事が無いので慣れるまではいかせん使い心地が悪い・・。
バスが根に潜らぬよう一気に引き剥がすにはこういった竿がいいんだろうな。
まったくもってファイトを楽しむという事は出来ないので一本釣りの如く釣りあげてみると。
いやはや20センチあるかないか位の子バッチ君、まぁ、鶴見川ではサイズは期待できないとの事なので、貴重な1匹だろう。
なにはともあれ狙いのシャローと狙いのリグで食わせてやったという所が大きい。
偶然釣れたのと狙って取ったのじゃ喜びが全然違うもんだね。
いやー、久しぶりに取った。
同じ場所を叩き過ぎたのでそろそろ移動しようかと周囲を見ると、まだ6時台だというのに5名程のアングラーを確認出来た。
やはり秋、夏には物好きしかいなかったこの川もハイシーズンとなれば沢山の人が来るわけだ。
鶴見川はお隣の多摩川、相模川と違い入漁券を取られないのもデカイか。
仕方が無いのでもう少し上流側にある水処理施設のインレット回りを攻めて見る事に。
そこで事件発生。
ルアーをオーバーヘッドでキャストした瞬間、バキ!!っという嫌な音が・・。
竿先を見ていると先が無い・・。
「ば、、バカな・・わ、、私のゴエモンが・・残鉄剣が折れたぞっっ!!」
まだ購入して1カ月たっていない、釣った魚は先ほどの子バッチのみ。
ルアー適合範囲は1/16oz~1/4ozまで、しっかりと適合範囲を守っていたはずだが・・。
なんたる事、初めてロッドを折ったので動揺が隠せない。
うーん、品が良ければしっかりとインプレした結果を乗せたかったのだが、これではどうにも出来ない。
バットからかなりガチガチの竿だったからなぁ・・パッキーンと行きましたわ。
他に変えのタックルが無いので一旦自宅へ戻り、いつものスピニングタックルを持ってくる羽目に。
すっかり萎えてしまったので、大きくポイントを変えようと矢上川合流地点まで下る事に。
結局ここも岸際の草ボーボーにジグスピナーを通す事でワンバイト得る事が出来た、
魚体を確認する前にばらしてしまったのでその正体がブラックなのかシーなのか解らなかったが・・。
スピナー系いいね、とてもイージーに魚を探れるのでハマってしまいそうだ!
この日はそれっきり、竿が折れるトラブルもあり美味しい時間はすっかり逃した感じだ。
3連休という事もあり、さらに月曜も夕方から攻めてみる。
この日もジグスピナーで1アタリ、テキサスリグで1アタリとなったが残念ながら釣りあげるには至ってない。
生命反応は夏より得られるので、ポイントをもっと熟知すればさらに釣果はあげられるのだろう。
しっかし鶴見川、ワームのズル引きは不可能だね。
確実に根掛ってロストする事になるので、ロスト覚悟で行う事になる。
ここではガードなんか役に立たない、ガード付きラバージグも見事に根掛りする。
底になんか色々ゴミが沈んでるんだろうね・・。
底を引きながら障害物にあたったら跳ねあげるとか無駄も無駄。
重みを感じたら最後である。
やるんなら、あの糞重たいルアー回収機を持っていくか、20lbくらいのラインを使いましょう。
これくらいの強さを使っておけば根掛った時に針を伸ばしてルアーだけでも救出出来ます。
しかしながらテキサスのズル引きで1アタリ得ているので、やる価値はあるんだよね。
結局魚は根掛る所にいるって事か?
メーカーに送った竿に無事初期不良認定が下りる事を願う・・。
安いのでお求めやすい一本なんだけどね・・。