アウトドアでちょこっと火を使って料理がしたいと憧れる人は多いと思う。
でも、料理って得意ですか?
食事はいつもカミさん任せな僕は美味い料理なんか作れない。
調味料の正しい使い方だって、ベストな食材の組み合わせだってそういえばよくわからない。
家で出来ないもんだから、外で自慢げにクッカーを広げたって作れるわけがない。
せいぜい湯を沸かしアルファ米のピラフやカップ麺ってのが関の山だ。
美味いには美味いのだが、なんだろう。こう、あれだ。
ワクワクしたいんだよ。
ちょっとカッコいいアウトドアナイフをドヤ顔で操って食材を切ってさ。
グリル!!ファイヤーでさ。ジューーー・・・って。
でもさ、贅沢なもんで食べるんなら最後は美味くなけりゃやだ。
見かけと手順だけそれっぽく演出できて、簡単調理でめちゃくちゃ美味い。
■そんな夢のような食材が・・・あるんですよ!
これ2015年上半期の私的ベストヒットなんですよ。
え?がっかりした?
いやいやいやいや、これ食べたことあるかな?
僕は無かった、そんな人以外に多いんじゃないかな?
だって、これの入ってるパッケージってお世辞にも美味そうには見えないじゃない。
食べ物のパッケージデザインに「青」はダメだって。(笑)
それに謎の英単語、これもダメ!
美味そうに見えるにはやはり漢字よ。
「肉!」とか「汁!」とか「旨!」とか、こういうのじゃないと食欲がわかない。
そして極め付け、得たいの知れない肉の塊の絵。そして微妙な価格設定。
これを食す文化でもない限りそうそう手は出さないでしょう。
僕は今年に入って初めてこれを食した。
なんとなく出前で頼んだ幕ノ内弁当にこれがのっていたからだ。
箸でつまみあげると、ベロンとぶっとい牛タンのような肉塊。
一目でポークミートだとわかった。
僕は出された食事は残さない、それに他のおかずと一緒に並んでいると見かけも悪くなくむしろ美味そうにも見える。
ええいままよと喰らいつく、同時に脳内に走る電撃のような衝撃。
こ、これは美味い・・・!!
見たところ、調味料が付着しているわけでもなさそう、ただただ火を通しただけのようだがなんだこれは。
米にも合う、いや、合わない物がないともいえる程の絶妙な塩見と食感。
それから私は来る日も来る日もポークミートの入った弁当を注文しつづけた。
もはやポークミートに魅入られてしまったのだ。
もっと早くこいつに出会っていればよかった・・・と後悔にも似た気持ちでむしゃぶりつく。
ついに弁当のおかずだけでは物足りなく、実物をゲット。
缶をねじ切りで空け、おにぎりとして食す。
朝、昼、晩食す!!
調理方法はいたって簡単、手ごろなサイズに切り、火を通すだけ。
一切の調味料は必要としない。
缶詰の為、保存も問題なく、携帯性も優秀とくればこれを、アウトドア料理に取り入れない理由がない。
関東人である僕には馴染みのない食材だったが、これは素晴らしい食材だ。
誰かにこのうまさを伝えたく、試してほしく今回は思わず記事にしてしまった次第である。
無理やりアウトドアにつなげた感は否めないが間違いはないはず。
是非この悪魔的な美味さに酔いしれてほしい。
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