2013年9月8日 釣行記
ちょっと遅めの夏休み。
今年はどこもいかずにまったりしようと言う事にしたわけだが。
予定が無ければ釣りに行くというもの。
久しぶりに海の釣りをやりに車を走らせた。
目指すは西湖、酒匂海岸。
この時期はやはりサーフからのショアジギングが気持ちよいだろう。
近所の釣具屋で聞いた話によると9月に入りやっと西湖が熱くなって来たとの話。
実はこの釣り2週間以上前から計画していたのだが、土日になるたびに天気が危うい。
風も強く、波も高すぎる状況が続き悶々としていたのだ。
海の釣りは天気だけでなく、風や波も見ておかねばならない。
気を逃せばまた来週という事になる。
今回も天気は少し怪しい予報だったが風と波がなんとかなっていたので決行する事にした。
さてどうなることやら。
ショアジギングは回遊待ちの釣りとなる為、チャンスがいつ訪れるか分からない。
特に朝ま詰めはチャンスが訪れやすいのでここを狙っていく。
途中久しぶりの「かめや」釣具店に立ち寄り買い物を楽しみ現地到着したのが9/8午前3時を少し回ったところだ。
まだ日の出まで十分に時間はある。
しかしながら気合の入ったアングラーが数名すでにスタンバっているようだ。
我々もポイントに入り待とうじゃないか。
そうそう、今回の釣りのお供にもやはり「茶柱君」ついて来ましたよ。
結構結構。私も嬉しい限りだ。
しかし遠くで雷がなっている。
これが近づいてきてしまうと残念ながら中止となる。
神に祈ろう。。
幸い近くまで雷は来なかったが雨をもたらしてくれました。
持参したカッパを着込み夜明けを待つ。
十分過ぎるウォーミングアップを終えた頃、ようやく辺りも明るくなってきた。
キャスト開始である。
見渡す限りすでに15名程のアングラーがいる。
青物の女神は誰に微笑むのか。
本日の得物はメジャークラフトのザルツ962LSJ
こんな時にしか登場しない私の愛竿である。
年々キャスティングが上手くなっているようだ。
さすがのザルツから打ち出されるメタルジグの飛距離は100mはゆうに超えているようだ。
自分の前にナブラが発生すれば大チャンスとなる。
ナブラが発生していないノーマルモードではひたすらジグを投げ回遊を探る。
そうこうしているうちに目の前にナブラ発生!!
すかさずジグを打ち込むがノーヒット。
次のチャンスがあるさと辺りを見渡すと隣(隣といっても30m以上間隔があるが)のおじさんアングラーに待望のHIT!!
ソウダか、サバか!?
嬉しそうに”青物”を抱えている。
羨ましいぜ、私も久しぶりにGETしたい。
何投しただろうか。
人間慣れて来た頃にミスを犯す。
ラインが絡んでいる上体でキャスト。
痛恨のラインブレイクである。
だぁぁ、なんてこったい!!
そそくさと下がりラインシステムを組みなおす。
私はビニミツイストでダブルラインを作り、セイカイノットⅡでリーダーを繋ぐというシステムをメインで使っている。
結びこぶの干渉は多いがリーダーシステムが強いに越したことは無い。
そんなこんなで巻き巻きしていると茶柱君の左前方にナブラ発生!
気づいていない茶柱君に大声で
「左だあーーー!」
と呼びかける。
気づいた茶柱君、もの凄い勢いでルアーを回収し左前方へキャストするが途端にナブラ消滅。
と、思ったら今度は茶柱君正面にナブラ発生。
「正面だーーー!!」
またしても茶柱君ものすごい勢いでリールをまく。
正面へキャスト!!途端にナブラ消滅。
の、瞬間右前方にナブラ発生!!!(笑)
「右だぁあぁぁぁーー!」
可笑しくてしかたがない。
しかしこれこそショアジギングの醍醐味。
最近のパチンコで言うところのSTタイムってやつか?(笑)
後に茶柱君「右だ、左だってスロットかよ!?」と(笑)
慌しく巻いてキャストしたせいか、彼もラインが絡んでいる事に気づかずラインブレイク。
2人して絶好のチャンスを物にする事が出来なかった。
すっかり陽があがり朝間詰め終了か。
すっかり海面は穏やかになってしまった。
ふぅ、毎日いけるわけではないので心残りだが、まだまだショアジギング楽しめるようなのでまた来ようという事で釣り場を後にする事に。
久しぶりの海、夜明け前からの興奮とかなり楽しませてもらった。
魚はいつもの通り獲れず坊主となったが。
見える範囲では2人のアングラーが青物を手中に収めたのを確認した。
ここもまた確実に魚はいる。
夏はまだ終わらない。