アウトドアナイフを手に入れたらまず取扱いを習得する必要があります。
単純に刃物だから包丁の使い方と同じようなものと考えがちですが、アウトドアでのナイフの使い方は多種多様に渡る為、包丁のそれとは変わってきます。
まずは指先の延長として細かい作業を行えるよう楽しく練習してみましょう。
ナイフを使って物作り。簡単なブッシュクラフトをやってみよう
photo by Bison Bushcraft
ブッシュクラフトというアウトドアの楽しみ方を聞いた事はありますか?
これは最低限の装備を持って、キャンプスペースや生活に関する小道具等をその場にある草木を使って作りながら楽しむスタイルです。
お箸やスプーン、器等も木片をナイフで削って作りだすわけですね。
サバイバルと違い、あくまでも自分のペースで楽しみながらクラフトしていきます。
全てブッシュクラフトまでとは行かないものの、アクティビティー感覚で通常のキャンプ等にこれを取り入れると外遊びはグッと面白さを増します。
例えば、料理は普通にクッカーを使って行うけど、お箸はブッシュクラフトで用意してみるといった具合です。
実践前にまず練習、クラフトキットで木のカトラリー作りに挑戦してみよう
いきなり実践投入も良いですが、まずは自宅で簡単に作れるキットを使ってアウトドアナイフの使い方をマスターしましょう。
早速僕も近所のホームセンターの材木コーナーで購入してみました。
バターナイフを作るキットです。
なかなかまとまった製作時間が取れませんが、作業出来る時間を見つけてはコツコツと削って作っています。
こんな単純な作業でもアウトドアナイフの持ち方、力の入れ方、コツといった物を感覚で学ぶ事が出来ます。
僕のキットは説明書も何も無いお粗末な物ですが、ヤスリや説明書といったものが全てパッキングされている本格的なキットも存在しています。
出来上がりにこだわりたい人は入手してみてはいかがでしょうか?
お勧めは「KINO 作るキット」です。
photo by KINO
家で家族と、外でみんなと。
休日、おやこ一緒にはしづくりを愉しんだり、ともだちと一緒に公園でおしゃべりしながらさじをつくったり。KINOつくるキットのパッケージは封できるようになっていますので、つくりかけの状態でも保管しやすく、持ち運びも便利です。
ひとりで熱中するもよし、みんなでおしゃべりしながらつくるもよし。完成したら、ぜひ、おいしくごはんをいただきましょう。引用元:KINO
仕上げ用に自然素材を使用したワックス「ミツロウ」がついてますので、アウトドアでのブッシュクラフトで作るものより本格的で美しいものに仕上がると思います。
これはすごく楽しそうですよね。
紹介動画もありましたので見てみて下さい。
大人も子供も練習あるのみです
アウトドアナイフは使えば使うほど上達します。
このようなキットでの経験は実践でブッシュクラフトを行うときに必ず生きてきます。
使いこなしのイメージは指先の延長として使えているかという所です。
皆さんは器用に使いこなせますか?
ご自身でアウトドアナイフを手に入れた、お子様に買い与えたという時に。
まずこのような簡単なもの作りでアウトドアナイフの使い方と手入れ方法を習得してみてください。
ちょうどこの記事を書いている今は8月です。
お子様の自由工作にも楽しいかもしれませんね!
アウトドアナイフを初めて使う方はこちらの記事も是非読んで見て下さい。
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