実りの秋でしょうか。
スーパーの食料品コーナーには色とりどりの野菜や魚、お肉が美味しそうに並べられています。
鍋に炊き込みご飯・・・どれも魅力的です。
というわけで手にとったのが、「エノキ」「豚肉」「人参」。
別に秋の味覚でもなんでもありませんが、秋に食べたくなる炊き込みご飯に挑戦してみたいと思います。
もちろん、アウトドア用品のみを使って作ります！おうちキャンプです。
アイディア次第でなんでも作れる便利なクッカー「メスティン」
トランギアの「メスティン」を知っていますか？
これは飯盒（ハンゴウ）と呼ばれるご飯を炊くためのクッカーなのですが、見かけはなんの変哲もないアルミの箱です。
メスティンはアウトドア料理を楽しむ者であれば基本中の基本。
何よりも先に一つ持っておくと非常に便利なクッカーなのです。
その魅力は、アイディア次第でなんでも作れてしまうという万能さ。
食材と調味料をぶち込んで火にかけるだけ、多少の火力調整は気にしながらも基本放置で「ナニ」かが作れます。
火にかけたメスティンを開ける瞬間は物凄くドキドキします。
この面白さを一度味わってしまうと、メスティンの虜になってしまうでしょう。
今日はご飯モノなので、このメスティンを使って作ってみます。
メスティンで作る豚肉とエノキと人参の炊き込みご飯
僕はあまり難しい料理は作れません。
味付けが簡単でオーソドックスな炊き込みご飯で行きます。
炊飯準備、水はリベット付近が目安
炊き込みご飯のベースとしてまず米ですね。ここから始まります。
僕の持ってるメスティン(TR-210)は１合炊きです。
頑張れば２合いけるらしいのですが、食材が入りますのでこの程度で・・・。
水の目安は200ml前後でしょうか。
内側のリベットあたりを目安とすると美味しく炊けます。
この状態で３０分程寝かせます。
その間に他の食材の準備をしましょう。
秋と言えばキノコ！キノコは大地の恵み
と、たいそうな事を言っていますが、買ってきたのはエノキです。
食感良し、細かく刻んでカサ増し良しなので僕は大好きなのですが・・・。
勿論食材のカットはオピネルのフォールディングナイフです！
シメジを細かく切っていきます。
お次は人参！オレンジは紅葉の色！秋の色
炊き込みご飯といえば細かく刻んだ人参が秋の雰囲気にピッタリな色を演出してくれますね。
出来るだけ細かく切ると歯に当たる感じが無く、ご飯によくなじみます。
極め付けはお肉で食欲倍増
食べるなら満足、満腹になりたいのでお肉はかかせません。
食べやすいサイズに豚肉を切っていきます。もちろん僕はいっぱい入れます。（笑）
切った食材はメスティンへ投入！
お米を浸して３０分のメスティンに、先程カットした食材を投入していくわけですが、ここで味付けです。
味を染み込ませるのはメスティンの役目です。
僕はきっかけを作るだけ。
醤油、ミリン、酒を適当な按配で混ぜた味付けタレをメスティンへ。
いいですね。これで味付けの全てが決まります。ワクワクします。
次は先程カットした食材をメスティンへ投入。
お肉盛りだくさんです。おなかいっぱい食べたいですからね。
さぁ！あとはフタをして火にかけるだけです。
シングルバーナーで火をかける事３０分弱
今回もエスビットのアルコールストーブに登場してもらいました。
炎の熱を均等にする為にユニフレームの「バーナーパット」を使います。
これは炎を遠赤外線の熱に変換する物で、一枚持っておくと焼き物の仕上がりが全然変わってきます。
早速火にかけていきましょう。
アルコールストーブの火力調整蓋を使っているので、ちょっと火が弱いのでしょうか。
数分かけた所で、最大火力で行くことにしました。
グツグツグツグツいい匂いがしてきます。
メスティンのフタを開けたい衝動にかられますが、ここは我慢です。
汁の吹きこぼれが激しくなってきました。
まだ我慢です、ベトベトはあとでふけば綺麗になります。我慢です・・。
しばらくすると吹きこぼれが無くなってきたので、火から下ろし10分程蒸らします。
また我慢の時です。
ついに完成！その出来栄えやいかに！？
十分な蒸らし時間も取れましたのでいよいよ開封の儀です！
とにかくフタが熱々なので、厚手の軍手などを装着して火傷に注意して下さい。
開封はメスティンのいちばん楽しい時間です。
中から現れたのは金色に輝く炊き込みご飯！！
なんとも言えない香ばしい香り、たまりませんっ！！
水の量が多かったのではないかと、少し心配でしたが大丈夫だったようです。
米にも具にもしっかり味がしみているようで、家内も大喜びでした。
ちょっとした遊びで家族サービスも出来たのでお腹も心も大満足です。
やはりメスティン面白いですね！
次はあれを作ろう、これを作ろうと食べ終わったあとも盛り上がりました。
メスティンは2000円もしない非常にリーズナブルなクッカーです。
また、どこのショップにも必ずといって良いほど置いてあるので見かけた際には手に取ってみて下さい。
■トランギア メスティンの詳細は下記ショップよりチェックしてみて下さいね。
下記バナーから詳細ページに飛べます。
