長い冬が終われば暖かい春がやってきます。
気温がグッと上がった日には半袖姿の人も見かけますよね。
これから衣類がどんどん軽くなっていくわけですが、アウトドア遊びでは冬でも夏でも防寒着は必要になってきます。
今回は暖かい季節の防寒着『ウィンドブレーカー』について触れていきましょう。
暖かい季節の防寒着『ウィンドブレーカー』とは
普段何気なく着用している『ウィンドブレーカー』ですが、ちゃんと意味があります。
"ウィンド"と名がつく通り、風避けとして着用される事が多く、『ウィンドシェル』などと呼ばれることもあります。
冬でも夏でも風は大敵です。
汗をかいた体に風を浴びると気持ち良いのですが、浴び続けているとあっという間に体の体温が奪われ、体力の低下に直結します。
ストリートでは、いくらでも対処方法があるので大した問題ではないのですが、山登りなど自然のフィールドにいるときは致命的です。
寒くないと感じていても風が吹き続けるようであればすぐに『ウィンドブレーカー』を着用し防御しましょう。
装備をこれから揃える入門者は『ウィンドブレーカー』を買うべきではない
今着用しましょうと言ったばかりなのにそれはないだろ！といった話なのですが。
アウトドアショップのを覗いて見ると、まるで花が咲いたかのようなお洒落な色の『ウィンドブレーカー』が並んでいます。
値札を摘んでみるとそんなに高価ではない、結構気軽に購入出来ちゃう価格帯の物が多く、思わず心が踊ってしまいます。
さて！そうなると好きな色、デザインを選んでレジへ・・・って、ちょっと待って下さい！！
アウトドアシーンのアウター選びは初めてですか？
オールシーズン装備が揃っている人、また懐に余裕があり、必要な物は全て買い揃える事が出来る人であれば好きなウィンドブレーカーを選んでOKです。
しかし、そうでない入門者の方であれば、これは別の物で代用すべきです。
ウィンドブレーカーを兼ねる事が出来る『レインウェア』をまず優先する。
雨合羽を想像した人はイメージを変えましょう。
登山などで使われる『レインウェア』は実に優秀です。
見かけから『ウィンドブレーカー』と区別が付かないデザインの物が多く、軽量性以外は『ウィンドブレーカー』に負ける所はほぼありません。
アウトドア遊びをする上で"風"以上に厄介なにはズバリ"雨"です。
これは語るまでもなく、雨を受けてからの様々なコンディションの低下は日常生活でも身近に感じられる事だと思います。
『レインウェア』を持っていない状態で『ウィンドブレーカー』を購入するのであれば、先に代用が効く『レインウェア』を購入したほうがお財布に優しいって事です。
代用が効くとは？どのような『レインウェア』がいいのだろう？
『レインウェア』を選ぶ時は、透湿性がいかに優れているかを基準に選びましょう。
透湿性高いほど、中で蒸れにくく快適に着る事が出来ます。
『ウィンドブレーカー』の代用として使うわけですから、サウナスーツのように中で汗だくになってしまっていては代用とは言えませんからね。
透湿性は使用されている生地の素材で決まってきます。
お金をかけるべきはここです。『ウィンドブレーカー』分も含んでいるのだと妥協しないで選びましょう。
『ゴアテックス』や『ネオシェル』といったハイエンドモデルに使用されている透湿性が高く、軽い素材の物を一着持っておけばOKです。
着てみれば分かりますが、雨合羽のイメージは一瞬で吹き飛びますよ。
写真は僕が愛用しているモンベルのストームクルーザーです。
ゴアテックスの文字が入っていますね。
安心の透湿性で、雨の日も風の日もこれ一着で問題無しでオールシーズン手放す事が出来ません。
モンベル ストームクルーザーについてはせっかくなので、別の記事でレビューしましょう。
⇒リーズナブルで高機能なおすすめレインウェア！モンベルのストームクルーザー
このようにアウトドア用品には他で代用が効くといった状況は多々あります。
本当に必要な物をまずは買い揃える。バリエーションを出すのはそれからがいいと思います。
モンベル『ストームクルーザー』の詳細は下記ショップよりチェックしてみて下さいね。
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